ロシアでは手軽なファストフードの1種です

ピロシキは東欧・南ロシア的な家庭料理でありと同時に、ロシア皇帝ピョートル1世の時代から(19世紀後半)から街頭で売られてきた庶民の味であり、現在ではファストフードショップでも売られています。

 

ピロシキは近隣のラトビア、イラン、アルメニアにも伝わり、いまでは世界的に有名な料理に。ラトビアではピーラーギ、カレリア、フィンランドではピーラッカー、カレリアパイとして親しまれ、日本でも最近は売られるようになっています。

 

カレリアパイの具は米(お粥状)が多いようですね。日本にピロシキを広めたのは関西にあるパルナス製菓。ひき肉、ゆで卵、春雨などの具を包んで揚げた日本流アレンジのピロシキがヒットして、のちに登場した他社のカレーパンはピロシキに着想を得て生まれたんだそうです。

 

日本風ピロシキの作り方1

  1. 春雨少量を固めにもどし、1㎝幅に切る。
  2. タマネギ半分、ニンジン少々、シイタケ2枚、ピーマン・ゆで卵各1個は、すべてみじん切り。
  3. 合びき肉100g、2の野菜、1の順に炒め、小麦粉大さじ1を加えてさらに炒める。粉っぽさがなくなったらショウガ汁、塩コショウ、しょうゆ、砂糖、ケチャップ各適量で味つけし、ゆで卵を加え混ぜてさましておく。